天寶一(てんぽういち)「SPICY 夏潤」広島県福山市

6月も中旬となり、雨の日が続きます。夏というにはまだ早いですが、こんな日にはさっぱりとした純米酒が飲みたくなります。妻が刺身を用意しておくということでしたので、さっぱり系の純米酒を探しに行きます。

梅雨の純米酒には

行きつけの酒屋さんにて、刺身にあうさっぱりした純米酒のリクエストをすると、派手なひまわりのラベルをつけた4合瓶を勧められました。

「夏潤」、今の気持ちにぴったりです。瓶後の解説には、オリジナル箱麹製法にて食の名脇役をモット―にすると・・・。素晴らしいですね。

暑い夏をすっきりとした純米酒で喉を潤すというコンセプトです。米は山田錦で、日本酒度は +11 と辛めの設定です。

天寶一

天寶一は福山市唯一の小さな蔵です。福山市は広島県の南東部に位置し、岡山県との県境にあります。人口45万人の都市で、雨は少なめです。仕込み水には岩盤を二つ超えた地下200メートルの「古代水」を用いています。かなりの軟水のようで、さっぱり感を出すには相当の工夫されているのではないかと想像します。

勝手に日本酒品定め

色は、淡々黄色で、アミノ酸が少なめのお酒のようです。
味は、
甘み 2 うまみ 3 渋み 2 酸味 4 苦み 2 コクボディ 3 (5段階評価)。さっぱり系で、梅雨の時期にはぴったりです!
香りは、米の甘い香りがかすかに感じられます。こちらも癖がありません。

シマアジと一緒に頂きました。ご馳走さまでした!

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