福井弥平商店「萩乃露」滋賀県高島市

近くのスーパーで、奥さんが購入してくれました。滋賀県の純米酒は滅多に出会わなかったこともあり、開ける前から少しドキドキします。レベルに「限定酒」とあり、こちらも場を盛り上げます!

滋賀県高島市

高島市は、滋賀県の北西部にある人口約5万人の都市です。「高島」という名前は、日本書紀の時代から記載があり、万葉集にもその名前がでてきます。とても歴史的に重要な都市だったと思われます。

京都、奈良に近い立地もあり、古代の遺跡がたくさん存在します。日本国内初の双環柄頭短剣の鋳型が出土した上御殿遺跡、多数の古墳もあります。

琵琶湖の源流が市のセールスポイントの一つになっています。

福井弥平商店

福井弥平商店は、高島氏の市街地の南方に位置し、そこは琵琶湖の沿岸部でもあります。創業は寛延年間(1748-51)とされ、270年の歴史があります。

近江の良質な米、比良山系の伏流水(甘みのある柔らかな水)を使用していることが特徴です。

精米歩合は70%で、無駄の少ない純米酒作りの姿勢です

勝手に日本酒品定め(冷)

色は、透明ですが、淡黄色です。
味は、
甘み 2 うまみ 3 渋み 4 酸味 3 苦み 4 コクボディ 4 (5段階評価)。
かなりしっかりとした、ドッシリとした味わいです。古酒にするとさらに美味しくなりそうです。
深みのある木系の香りです。

アミノ酸が多めのような見た目です

お供は、カツオのお刺身でいただきました。とても相性が良かったです。

勝手に日本酒品定め(ぬる燗)

そして、レンジで25秒、ぬる燗に挑戦です。

色は、無色透明で変化ありません。
味は、
甘み 3 うまみ 4 渋み 3 酸味 3 苦み 3 コクボディ 4 (5段階評価)

冷やに比較すると深みは増しますが、意外と苦みはマイルドになった感覚です。冬の寒い日にいただくと心から身体全体が温まります!

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