千徳酒造「無ろ過純米酒 七年熟成酒」 ~宮崎県延岡市~

ウイスキーや泡盛では、数年以上熟成させた古酒の味わいが重宝されていますが、日本酒でも古酒はとても味わい深いです。ただ、熟成させて美味しいお酒はアミノ酸が多めの純米酒が適しています。さっぱり系の淡泊なお酒は熟成させてもそれほどコクが深くなりません。

七年熟成酒

近所の大手酒屋に立ち寄りました。冷蔵庫を眺めていると「七年熟成」の名前が目に入ります。日本酒で七年とは、いいね~。

更には、なんとこのお酒は私のお気に入りの千徳酒造のものでした。早速購入します!

千徳酒造のお酒は比較的コクがあるお酒だと知っていましたので、少しだけ期待します。

七年の熟成酒は滅多にお目にかかれません・・・

つまみは、煮物とサラダを購入しました。体重が増え気味なので、ちょっと抑え気味です・・・。

無ろ過純米酒

ラベルを熟読します。

純米酒はもちろんなのですが、無ろ過です。ろ過していないということはコクを生み出す成分が豊富ということの裏返しでもあります。

新聞紙で包まれているだけで、キレイなラベルがありません。ラベルのデザイン代、シール代などの分値段が安いそうです。

精米歩合65%は玄米の内側65%を残して醸造していますという意味で、吟醸酒が60%以下なのでやや高めではあります。この割合は雑味を抑えながらもアミノ酸の成分を可能な限り残すという意味だと解釈できます。

仕込みの水は「神々の里高千穂を源流とする五ヶ瀬川の伏流水」とあります✨✨

このお酒を飲むと幸せが訪れそうな予感がします。

勝手に日本酒品定め

色は、淡黄色で、コクが深いことがひと目でわかります。
味は、
甘み 3 うまみ 4 渋み 2 酸味 3 苦み 1 コクボディ 4 (5段階評価)。
香りは、娘の ころ に言わせると「青いもので突き刺さるような」香りとのことでした。リンゴと梅の花のような香りでもありました。

お供の料理:和食がやはり合います。脂がのり気味の白身の刺身(カンパチ、カレイのエンガワなど)が良さそうです。

「冷や」でいただいた後に、レンジでチンして「ぬる燗」でも味わいました。全く異なる味わいになりました。こちらも最高でした!

全く別のお酒に変化します。美味しいお酒ほど、異なる温度で楽しめます。とてもお勧めです!

お試しください。

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