八重寿銘醸株式会社「特別純米酒 白神山地の四季」秋田県大仙市

宮崎県のスーパーに買い物に行くと、焼酎の品揃えは多彩ですが、日本酒の品揃えはわずかなことが多いです。自宅近くのスーパーも同じ傾向です。そんな中で、300mlの純米酒の小瓶「特別純米酒 白神山地の四季」が「世界遺産」の名前を前面に出して並んでいます。ときどき購入しております。

八重寿銘醸株式会社とは

八重寿(やえす)の前身は、1950年東京市場へ秋田県産酒を販売するため、秋田県下の酒造家10社の統一銘柄として発足したのが始まりです。その後酒質の均一化を目的に、1964年9月秋田県内酒造家8社と日酒販が共同出資し、共同瓶詰工場として、八重寿銘醸株式会社が大仙市大曲に設立されました。

白神山地は青森県から秋田県にまたがる山地帯の総称で、 屋久島とならんで1993年12月、日本で初めてのユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録されました。世界遺産登録地域の外側にも広大な山林を持ちます。見どころは、ブナ、カツラ、ハリギリ、アサダがあります。

分類は特別純米酒

精米歩合は60%で、純米酒の中でも特別純米酒に該当します。

原料は美山錦 100%で、秋田県は美山錦の産地の一つです。美山錦は、山田錦と五百万石に次いでトップ3に入る酒米としても知られています。この美山錦を使用した日本酒は、軽快で線が細く、いわゆる淡麗なすっきりとした味わいになりやすいとされています。

勝手に日本酒品定め

美山錦の米の特性なのかもしれませんが、淡麗辛口です。

色は、色沢良好で、無色透明です
味は、
甘み 3 うまみ 3 渋み 2 酸味 2 苦み 2 コクボディ 3 (5段階評価)
香りは、ほのかなリンゴの香りで、華やかな祝いの席ででてきそうな香りです。

お供の料理:どんな料理にもマッチしそうなキリっとした味です。

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