米鶴酒造「マルマス米鶴 限定純米吟醸」山形県高畠町

近くの酒屋に「今日は山形県の純米酒を購入する」と心に決めて訪れました。大きな冷蔵庫を眺めていると、ありました。米鶴酒造のことは知りませんでしたが、高畠町は雪深い自然豊かな町で、高畠ワインで有名な町でもあります。

山形県高畠町

高畠町は山形県の南東に位置する人口23000人の町で、東置賜郡に属します。デラウェア(小粒のぶどう)、シャルドネ(白ワイン用のぶどう)の生産量が日本一で、高畠ワインは日本を代表するワインを生産しています。

気候は夏は暑く、冬は寒い、寒暖の差が激しい地域です。夏の暑さは植物が強く育つのに必要で、冬の寒さは米、ぶどうを含めた実を充実させたものに仕上げます。

山形県の自然です

米鶴酒造

米鶴酒造は、1704年初代梅津伊兵衛さんが日本酒製造を始め、実に300年以上の歴史がある古い酒蔵です。江戸末期には米沢藩藩主の上杉家の御用酒蔵としても酒造りをしていました。

11代当主の醸すお酒は全国調味食品品評会において、山形県初のダイヤモンド賞に輝き、「吟醸酒ブーム」の走りとなりました。現在は12代目の方が代表となっています。

米は山形県産の「出羽蝶々」100%!!

今回いただいたお酒の名前でもある「マルマス」は米鶴創業家の屋号であり、うまい酒造りを追求する造り酒屋の象徴です。屋号をかけた”勝負酒”といった位置づけなのでしょう。

勝手に日本酒品定め

「限定」という言葉に弱いのは人間のサガです・・・

色は、少しぼけた色調で、淡々々黄色
味は、
甘み 4 うまみ 4 渋み 1 酸味 3 苦み 2 コクボディ 4 (5段階評価)
コクは深く純米酒の重みは十分です。それに「吟醸」の重厚な甘めのコクが追加されています。
裏ラベルには「辛口」とありますが、口当たりはやや甘口です。
香りは、ふくよかな米に、ライチの香りを加えた香りで、木系との表現できます。

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