出羽桜酒造「春の淡雪」山形県天童市

新酒とは出来立て、しぼりたてのお酒です。師走になると各地(特に寒い地域)の新酒が酒屋に並びます。出羽桜は山形県の天童市にある酒蔵で、とても寒い地域で醸造されます。そのために11月から新酒がでまわります。今回購入した「春の淡雪」は11月製造とあります。

天童市

以前、温泉の街・東根市に住んでいたことがあります。天童市はその少し南に位置し、頻繁に出入りしていました。山形市と東根市の間に位置する人口6万人の都市です。温泉と将棋の駒生産で有名です。将棋の駒は国産の95%を生産します。すごい!

さくらんぼやラ・スランスの生産でも有名で、季節が来ると各種のくだものが彩り豊かに実ります。

最も、私が身近に感じるのは、枕です。東根市に住むよりずっと昔から天童市産の枕を使っています。オーダーメイドで枕を作ってくれる「天童プップ」というお店があり、現在も使用していますお(そらく3世代目くらい)。

出羽桜酒造

出羽桜酒造は山形県でも大手の酒蔵です。1855年創業です。「雪漫々」が有名ですが、出羽桜の純米酒はどれも裏切りません。とても丁寧に作られており、雪を眺めながら、ぬる燗をゆっくりといただくと、東北地方の冬もなかなか素晴らしいと心から思えます。ただ、翌朝の雪かきでその思いは薄らぎますが・・・。

そんな出羽桜酒造の新酒を奥さんが見つけ、早速購入してくれました!

期待は高まります!!!

精米歩合は55%

勝手に日本酒品定め(冷)

色は、ほぼ無色で、ほぼ透明です。
味は、
甘み 4 うまみ 3 渋み 1 酸味 3 苦み 1 コクボディ 3 (5段階評価)。
さっぱり淡麗系で、やや酸味が主張しています
熟する前のレモンのような香りです。

お供は、クリスマスのチキンです。少しだけガーリックの香りがした鶏肉と日本酒の組み合わせは素晴らしいクリスマスを演出してくれました。

鳥、舞茸、エリンギ、リンゴ、ガーリックの料理です!

勝手に日本酒品定め(ぬる燗)

そして、レンジで20秒、新酒にもかかわらずぬる燗に挑戦です。

色は、無色透明で変化ありません。
味は、
甘み 4 うまみ 4 渋み 1 酸味 2 苦み 1 コクボディ 3 (5段階評価)
醸造アルコールが添加されていたので、妙な香りにならないかと心配していましたが、良い感じでうまみが増幅されて美味しく頂けました。

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