勝山酒造「特別純米 縁」宮城県仙台市

勝山酒造は、元禄時代の1857年に伊達家仙台藩より「御酒御用酒屋」を拝命したことに発端をもつ酒蔵です。仙台市は大学時代の友人の実家があり、友人宅を訪れたときにお寿司をご馳走になったことがあります。そのために仙台という名前を聞くととても、懐かしいそして美味しいイメージが私の中に巻き起こります。そんな仙台市の中の泉区に位置する勝山酒造のお酒をいただきました。

勝山酒造

勝山酒造は元禄時代からの歴史があり、実に創業320年の歴史を誇る酒蔵です。

詳細は勝山酒造のHPを参照してください。

勝山酒造の特記すべき点は、まずこのHPにあります。酒蔵のHPが最新のトレンドに乗り遅れているとは言いませんが、勝山酒造のHPはトレンドの最先端を走っています。こだわり抜いたHPだからこその”コピー厳禁”の特記が目立ちます。そしてわかりやすい英語を少しだけ交えながら、宮城県の自然を含めたプレゼンテーションを繰り広げます。動画ほどはダウンロードの容量を必要としない入れ替わる画面がとても美しいです。

このHPをなんとなく眺めていると東北地方に旅行に行きたくなります。

お酒に関しては、原材料と造りにこだわりがある点を強調しています。

無色透明です

裏ラベル

原材料は「ひとみぼれ」です。ひとめぼれは1980年の冷害を契機として行われた、イネの耐冷性に関する研究の末に生まれた品種です。「コシヒカリ」の耐寒性を発展させることでシェアを増やした。

精米歩合は、55%で吟醸酒に近い精米歩合です。ほんのりと甘い香りがしたのはそのためかもしれません。

裏ラベル

勝手に日本酒品定め(冷)

色は、無色透明です。
味は、
甘み 4 うまみ 4 渋み 1 酸味 2 苦み 2 コクボディ 3 (5段階評価)。
さっぱりとした風味です。

香りはりんごを基調とした吟醸の香りが目立ちます。やや甘ったるい香りがします。

お供は、ヒラメです。よく合いました!

ゆずポンを付けたヒラメは最高です

勝手に日本酒品定め(ぬる燗)

そして、レンジで20秒、ぬる燗に挑戦です。

色は、無色透明で変化ありません。
味は、
甘み 4 うまみ 4 渋み 2 酸味 2 苦み 3 コクボディ 3 (5段階評価)
香りは、ワイングラスでいただいたためかもしれませんが、渋みがグッと増えました。

吟醸の香りは保たれてはいますが、あまり心地良い香りとは言えません。ワイングラスで「ぬる燗」は素晴らしい組み合わせとは言えないようでした。

シビ

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