北島酒造「吟吹雪 純米吟醸」滋賀県湖南市

滋賀県といえば、その面積の6分の1を占める琵琶湖が代名詞ともなっています。その琵琶湖の南側に湖南市はあります。人口は約5万人で、中央に野洲川が流れています。隣には忍者の里で有名な甲賀市があります。

北島酒造

北島酒造さんでは、琵琶湖の東に広がる鈴鹿山系の伏流水を使用しています。まろやかな軟水とHPには記載があり、ミネラル控えめの水と地産の近江米を上手に組み合わせて醸造されているようです。

創業は1805年で200年以上の歴史のある蔵です。現在は14代目の社長になっています。HPでは杜氏の方が写真付きで紹介されています。責任を持って取り組んでいる姿勢だと理解できます。

吟吹雪 純米吟醸(無濾過生酒)

冬の到来とともに生酒のシーズンがやってきます。個人的には店頭に生酒が並ぶと、寒い冬がやってきたと感じます。更には贅沢に精米歩合 55%の吟醸酒です。

精米歩合は 55%、地産の近江産吟吹雪を使用!

今回いただいた吟吹雪は、火入れなしの新酒”生酒”です。更には無濾過。お酒そのものの味わいを楽しめます。2022年11月製造とあります。10月ころから仕込みが始まりますので、本当に出来立てのホヤホヤですね。

勝手に日本酒品定め

色は、薄めの淡黄色で、澄んでいます。
味は、
甘み 3 うまみ 3 渋み 2 酸味 3 苦み 1 コクボディ 3 (5段階評価)。生酒特有の麹の香りと米ビターな味をかすかに感じることができます。安部元総理ではありませんが、「ジューシー」な味わいです。
香りは、さっぱりとしたメロンのような香りです。

吟醸酒ですが、微妙な黄色が入ります

お供は妻が準備してくれたおでんです。寒い冬の日に、暖房は控えめ、温かいおでんに、冷たい純米生酒。至福のときを過ごすことができました!

日本の冬は”おでん”ですね。転がしながら、茹でたので黄身が中央にあります(妻より)

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