王祿酒造「純米 超王祿」島根県松江市
中国地方の日本酒といえば、広島県の竹鶴酒造など有名な蔵が数個思い浮かびますが、日本海側の島根、鳥取の酒蔵は、知らない上にイメージもわきません。酒屋の冷蔵庫の中に島根県の名前を見つけたときに、今夜は日本海をイメージしながら飲もうと決意しました!(決意するほどでもないか・・・)
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島根県松江市
島根県は、鳥取県の西側に位置します。関東、東北、九州地方にのみ居住経験がある私にとって、島根と鳥取の位置関係はとても難しいです。
松江市は島根県の中でも東側の出雲地域に位置し、県庁所在地でもあります。宍道湖から中海に注ぐ大橋川によって松江の市街地は南北に二分され、水の都とも呼ばれています。マグロやカニの水揚げ港としても有名です。
王祿酒造とは
王祿酒造(おうろくしゅぞう)は、HPをみますとこだわりのポイントが複数あることがわかります。
①全品無濾過 米の全てを味わってほしいため
②生、もしくは生詰(ひやおろし) 火入れがないか、貯蔵前の一回のみ
③特約店以外では、品質保証しません!
生酒の定義:日本酒は通常は、貯蔵前と出荷前の2回火入れをしますが、この火入れを1回もしていないのが本来の生酒。ひやおろし(生詰め酒)は、早春に火入れをしてから低温貯蔵して、夏を越す間に熟成させます。そして秋の瓶詰の時は火入れはせずに出荷するお酒です。
純米 超王祿
精米歩合は60%なので、アミノ酸はやや多めでコクの深い味わいが期待できます。
R4.4完成とあります。先日完成したばかりの新鮮な生酒です!
勝手に日本酒品定め
色は、薄めの黄金色で、澄んでいます。
味は、
甘み 2 うまみ 3.5 渋み 2 酸味 3.5 苦み 2 コクボディ 4 (5段階評価)。
香りは、木綿豆腐~スギの木系の風味です。生酒なのに、どっしりとしたコクを感じることができました。
生酒なので熱燗には挑戦しませんでした。